2002年シーズン個人タイトルPART2+コメント



アメリカンリーグ 打者編

■ 安打 ■
Aソリアーノ NYY 209
イチロー SEA 208
Bウィリアムス NYY 204
Mテハーダ OAK 204
Nガルシアパーラ BOS 197

1本差でソリアーノが最優秀ヒットマン(違?)をゲット。テハーダといい、ソリアーノといい、昨シーズンから兆候こそあったもののまさかここまでとは。他のメンバーは予定通りなのであえて突っ込みません。

■ 得点 ■
Aソリアーノ NYY 128
Aロドリゲス TEX 125
Dジーター NYY 124
Jジオンビー NYY 120
Jデイモン BOS 118

得点王はヤンクスのリードオフ、ソリアーノが獲得。ヤンクスは1,2,3番がすべてTOP5入り。デイモンは、主砲ラミレスを欠いている間孤軍奮闘。最後までワイルドカード争いに生き残れたのは、投手陣のがんばりもあるが、デイモンのがんばりも大きいだろう。

■ 盗塁 ■
Aソリアーノ NYY 41
Cベルトラン KC 35
Dジーター NYY 32
Jデイモン BOS 31
Mキャメロン SEA 31
イチロー SEA 31

キャンプで走法をチェックして、さらにスピードを増したソリアーノがダントツでタイトル獲得。3位のジーターは失敗わずか3回。この二人の1,2番コンビはパワーとスピードを兼ね備えた最強のコンビといえるだろう。2位にはいったベルトランは確実に進化している。打率こそ下がったが盗塁を始め本塁打、得点でもキャリアハイ。4位タイのデイモン、キャメロンは失敗それぞれ6,8個と成功率の高さにも注目。デイモンは足の怪我さえなければ・・・


■ 三振 ■
Mキャメロン SEA 176
Aソリアーノ NYY 157
Tグロウス ANA 144
Jポサーダ NYY 143
Jトーミ CLE 139
Jサンドバーグ TB 139

球団新記録をつくったキャメロンがダントツでタイトルを獲得。3.1打数に1回三振・・・ということは、試合を見に行けば1度は三振が見られるというこのファンサービス。しかしそのキャメロン以上の活躍を見せたのがサンドバーグ2.6打数に1度三振するというこの男。マイナーに落とされない程度に三振をつづける・・・もしかすると一番価値のあるタイトルかも知れない。

■ 盗塁失敗 ■
イチロー SEA 15
Aソリアーノ NYY 13
Cグーズマン MIN 13
Dエクスタイン ANA 13
Cコスキー MIN 11

グーズマンは失敗13に対して成功12・・・失敗した方が多いじゃんw足の怪我をしてからスピード不足が顕著になってきた。イチローはセカンドベースに滑り込む際に、右に回りこむ癖を野手につかまれて寸前アウトというのが多かった。もちろん2番マクレモアのサイン見落としが無ければ単独1位ではなかったのだけど。

ナショナルリーグ 打者部門

■ 安打 ■
Vグウェレーロ MON 206
Jケント SF 195
Jビドロ MON 190
Lカスティーヨ FLA 185
Aプーホルス STL 185

エクスポズ躍進の立役者となったVグウェレーロがリーグ最多安打。2番ビドロとともに、大事な場面での1発などまさに打線の中心の二人がリーグ1,3位にはいった。ケントはキャンプの出遅れが大きく響いてシーズン序盤は不調だったが、後半戦猛烈に追い上げた。5〜6月に35試合連続安打を記録し、1922年にロジャース・ホーズビーが作った二塁手の記録(33試合)を更新したLカスティーヨは後半戦大ブレーキ。大本命かと思われていたが結果は4位タイだった。同じく4位となったのはプーホルス。去年の新人王がまさにチームの中心打者となった。

■ 得点 ■
Sソーサ CHC 122
Aプーホルス STL 118
Bボンズ SF 117
Sグリーン LA 110
Tヘルトン COL 107

今年もナリーグの得点王争いは強打者によって争われることとなった。DH制が無いナリーグではクリーンナップが得点源となる可能性が高いことは当然といえば、当然だが今年は特にリードオフが不調、主砲が好調という構図が多く見られた。ちなみにクリーンナップ以外では7位タイのビドロ、スパイビー(ARI)の2番打者が106点で最高。

■ 盗塁 ■
Lカスティーヨ FLA 48
Jピエール COL 47
Dロバーツ LA 45
Vグウェレーロ MON 40
Aサンチェス MIL 37

去年の盗塁王(46個)ピエールは打撃不振で思うように数を伸ばせなかった中、Lカスティーヨがタイトルに返り咲いた。インディアンズから加入したDロバーツがスタメン定着して大ブレイク。インディアンズ時代はロフトンのバックアップとして3年間でわずか75試合12盗塁だった男がリーグを代表するリードオフとなった。主に右投手のときだけ、127試合の出場だったが失敗わずかに10でタイトルに肉薄。リードオフに定着した2年目Aサンチェスが同僚でかつての盗塁王Eヤング(今季は7位タイ)の指導もあってか一気に5位に踊り出た。40盗塁のVグウェレーロは、走好守ともにそろったエクスポズの主砲。39本塁打で惜しくも40-40には届かなかったが40盗塁は立派。

■ 三振 ■
Jヘルナンデス MIL 188
Aダン CIN 170
Dリー FLA 164
Bウィルカーソン MON 161
Pバレル PHI 153

昨シーズン185三振で今季こそ70年にボビーボンズが作った記録(189個)更新ばかりではなく、200三振が期待されたヘルナンデスは序盤戦から順調に三振を増やし、見事2連覇。188個と記録に王手をかけた試合から4試合欠場。その後3試合出場して、そのときは三振はなかったが、最後3試合は欠場してファンの期待を裏切った結果となった。そんなヘルナンデスは2.8打数に1回の三振を記録している。が、オールスターに選ばれたことからも分かるように、24本塁打73打点と成績も残している。

■ 盗塁失敗 ■
Vグウェレーロ MON 20
Lカスティーヨ FLA 15
Rファーカル ATL 15
Aサンチェス MIL 14
Jロリンズ PHI 13

40盗塁を記録したグウェレーロが20回も失敗。去年の盗塁王ロリンズは足の故障もあり31盗塁で13失敗(去年は46-8)だった。

アメリカンリーグ 投手部門

■ 奪三振 ■
Pマルティネス BOS 239
Rクレメンス NYY 192
Mムッシーナ NYY 182
Bジトー OAK 182
Fガルシア SEA 181

三振がとれるということはエースの条件。ペドロがダントツで奪三振王に輝いた。相変わらずの怪我で登板回避や早い回での降板などをしながらのこの成績。一方2位のクレメンスも夏場に長期離脱。あまりよくないとシアトルファンから苦言を呈されていたガルシアだったがしっかり5位に食い込むあたりはエースの貫禄か?ちなみに6位のハラデイは168個と大差がついている。

■ ホールド ■
JCロメロ MIN 33
Aローズ SEA 27
Rリンコーン CLE/OAK 27
Cポリット TOR 25
Cブラッドフォード OAK 24

日が当たらないが、ゲームを支えているのは彼ら、中継ぎ投手。登板数でも目立つJCロメロは本当によくチームに貢献した。序盤の不調やチーム状態の悪さから去年に比べてホールド数は減ったローズだったが、中盤以降の内容は100点を与えても問題ない内容だった。WHIP(1回に許す出塁平均)0.83は圧巻。アスレチックスの左右サイドハンドコンビ、リンコーンとブラッドフォードは期待通りの活躍を見せ激戦となったチームの地区優勝を支えた。ポリットはベテラン左腕Dプリサックとのトレードでシーズン途中に移籍。そこからの25ホールドには目を見張るものがある。ちなみに6位にはミネソタのおっさんMジャクソン(元Ms、覚えている人もいるのでは?)なんていう名前も。

■ 登板数 ■
Bコッチ OAK 84
JCロメロ MIN 81
Mスタントン NYY 79
Sカーセイ NYY 78
Kエスコバー TOR 76

簡単にいうと「よく働いたで賞」。Bコッチはアスレチックスのクローザー。シーズン中の登板過多(84試合で93回2/3)が仇となってかプレーオフ最終戦で崩壊してしまったのはなんとも皮肉なことか。JCロメロはミネソタを支えた左のリリーバー。防御率1.89とチームの優勝に貢献した。マリナーズも彼に苦杯を舐めたので覚えている方も少なくないだろう。スタントンは左のいないヤンクスブルペン陣でよく働かされた。カーセイも本来のセットアッパーからリベラの怪我でクローザーまでこなすというフル回転の酷使だった。トロントの新クローザーエスコバーは(ブルペンが激弱なこともあって)同点の場面はもちろん、1,2点差なら負けていても登板させられるという酷使ぶり。まぁその強靭な肉体で恒例の酷使ぶりなので驚くことでもないかもしれないが・・・

■ 被本塁打 ■
Rオルティーズ ANA 40
Pバード KC 36
Tスターツ TB 33
Rリード MIN 32
Jスッパン KC 32
Dライト CWS 32

去年フル出場して余裕が生まれたオルティーズがあますことなく特技を発揮してダントツのトップ。でもさすがにコレはやりすぎか?マリナーズのドリンク販売員ガルシアさんは惜しくもトップ5に入り損ねた。今季はアリーグでたくさんHRが出たことも、このハイレベルな展開に拍車をかけたともいえる。

■ 四球 ■
Tスターツ TB 89
CCサバシア CLE 88
Jガーランド CWS 83
Dバエス CLE 82
CHパク TEX 78
Bジトー OAK 78

チームの期待を裏切った選手がずらりと並ぶのがこのタイトル。能力ではいい若手がそろうタンパベイでもNO1という評価の高いスターツだが四球をだして自滅・・・という展開があまりにも多すぎた。サバシアは太りすぎでバランスが悪くコントロールが安定しなかった。強盗事件などもあって精神的に不安定だったのも関係あるかもしれない。ガーランドさえ自滅しなければホワイトソックスはもうすこしがんばれた筈だった。パクは怪我で長期離脱。復帰後もピリッとせず、145回で78四球と大きく乱れた。来年こそ年俸相応の活躍が期待される。
四球が多い→失点が多い→負ける と四球がダイレクトに結果に結びついているアリーグだが、そういう傾向が薄いナリーグとの違いは、四球を出す投手の三振の数によるものだと予想される。

ナショナルリーグ 投手部門

■ 奪三振 ■
Rジョンソン ARI 334
Cシリング ARI 316
Kウッド CHC 217
Mクレメント CHC 215
Rオズウォルト HOU 208

ジョンソン、シリングがダントツでトップ。1チームで300奪三振コンビが結成されるのは、MLB史上初。Kウッド、Mクレメント、Rオズウォルトと時代を担う有望若手が続いた。ちなみに6位はバーネット、7位はシュミットとこれまたホープが続々。去年のアリーグ奪三振王野茂は196個で8位だった。

■ ホールド ■
Pクウァントリル LA 33
Oドテール HOU 32
Mレムリンジャー ATL 30
Tジョーンズ COL 30
Bボーリンジャー PIT 28
Sサウアーベック PIT 28

ドジャースはある程度の安定感を望んでのクウァントリル獲得だっただろうが、まさかこれほど活躍するとは思っていなかっただろう。キャリアハイの86試合に登板して防御率2.70はガニエをそしてチームの躍進を縁の下で支えた。去年中継ぎ転向してブレイクしたドテールは、本格転向の今年はさらに大ブレイク。ブレーブスのレムリンジャーは絶好調だった今年もやっぱり怪我をしたけど大事には至らず。代役とはいえ初めてオールスター出場も決めて、最高の年となっただろう。コロラドのヒゲオヤジTジョーンズも良くがんばった。ピッツバーグのサウアーベック、ボーリンジャーの左右リリーバーの活躍がパイレーツの予想外の躍進を支えたことは疑う余地も無い。

■ 登板数 ■
Pクウァントリル LA 86
Oドテール HOU 83
Tウォレル SF 80
Tジョーンズ COL 79
Bローパー FLA 78
Sサウアーベック PIT 78
Rストーン HOU 78

ナリーグのタフマン、クウァントリルはホールドあわせてリリーフ二冠。Oドテール、ヒゲオヤジTジョーンズも同じくランクイン。Tウォレルは短いイニングを中心に、途中からはセットアッパーに転向とフル回転で8勝2敗23ホールド防御率2.25とキャリアハイの活躍。セットアッパーFロドリゲスが不調だったジャイアンツを救い、プレーオフへ導いた。Bローパーは途中からクローザーも兼任。貴重な中継ぎだが、ヌニョスがこのまま立ち直らなければ来年はクローザーに回るかも・・・

■ 被本塁打 ■
Pアスタシオ NYM 32
Rへリング ARI 31
Bトムコ SD 31
Gラッシュ MIL 30
Cシリング ARI 29

テキサスでの『実績』を生かしたRへリングが2位をゲット。トムコは好投しながら1発を浴びるというシアトル(ホサレていたのでほぼマイナー)にいたときのスタイルをキープ。注目はGラッシュ。本格的にフルシーズンを働き出してから18−23−30と着実にレベルアップ。来年は一発キングの最有力候補だ。

■ 四球 ■
K石井 LA 106
H野茂 LA 101
Kウッド CHC 97
Rオルティーズ SF 94
Rデンプスター CIN/FLA 93

日本人ノーコンコンビが見事1,2フィニッシュ。3/4の投球回数ながらダントツトップの石井は来年もタイトルキープが期待される。ドジャースファン、そしてトレイシー監督の堪忍袋の緒がきれなければ・・・の話しだが。



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